「小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた」出版記念

GTPブログ担当工藤(通称:たけ)です?

今回は

?「小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた」出版記念?

と題しまして

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こちらの著者である細貝駿さんに記事を書いていただきました。

まさに

Global Teacher Program !!!

「GTPって何?」初めてGTPのHPを訪れて下さった方はこちらから

本のタイトルの通り、小学校の先生を辞めて、世界一周様々な学校を訪れた旅のお話なので、

?  世界の様々な教育が知りたい方

または

? コロナ開けには世界をガシガシ旅したい方

にぜひ読んで頂きたい内容となっています。

さらには、細貝さんは

世界一周から帰国後に教員採用試験を受け直し、見事合格?

というキャリアをお持ちで、今年度から再び小学校の先生として働いていらっしゃいます。

?  先生というキャリアをどのように築いていこうか考えている方

にもぜひぜひ読んでいただきたい内容となっております。

どうぞ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

?自己紹介

皆さん、こんにちは。

細貝駿と申します^ ^

僕は小学校教員7年経験した後、教育をテーマに世界一周の旅を約1年間しました。

世界一周では、

世界中の教育を学び、良いエッセンスを吸収し、帰国後、日本の公教育で生かす

をテーマに世界中の21ケ国の幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、フォルケ・ホイスコーレ、更生学校に訪れ、授業や生活を見学しました。

先日、G T Pのたけさんにお声かけ頂き、オンラインセミナーをやらせて頂きました。今回は、世界一周に行くまでの話、セミナーで話した一部の内容についてお話しさせて頂きます。

?オンラインイベント「小学校の先生が辞めて、世界一周してきちゃった」の内容

1、参加者自己紹介

2、細貝駿の自己紹介

3、なぜ、世界一周をしたのか?

4、なぜ、また教員をやるのか?

5、世界一周で感じたこと、学んだこと

・みんな違いをつくりたがる

・リミットをかけないということ、全員に特別な支援を

・居心地の良い体勢と空間

・良い学校の6要素

・外国人が自分の意見をもち、自己主張が強い理由

6、世界一周を踏まえ、今後の現場で行いたいこと

7、質問、雑談コーナー

?どうして先生を辞めて、世界一周に行ったの?

僕は7年間、小学校教諭として勤めました。学年担任や特別支援学級の担任を務めました。

どのように子どもたちの成長を支援していくかを考える毎日はとても幸せでした。

海外旅行は、就職してから毎年1回は行っていました。

そこで、世界一周の旅をしている旅人には何人も会ってきました。

その都度、心の中で「世界一周良いな〜。でも今安定した仕事についているしなあ」と思っていました。

しかし、友人の死や恩師の事故により、

人生、何が起こるかわからない

を目の当たりにしました。

さらに、

インドで出会った元教員で世界一周の旅をしていた女性との出会い

で覚悟ができました。

「女性は妊娠等の事情がある中、その女性は仕事を辞め、世界一周に出るという決断している。僕は男性で年齢をあまり気にする必要のないのに、なぜ迷っているんだ。僕も世界一周に行く」

と決意しました。

?世界一周に行ってみて、ぶっちゃけどうでしたか?

選択には意味がない、選択を正解にするのは自分次第

これはある社長さんの言葉です。

僕は「教員を辞め、世界一周に行く」

という選択をしました。

その選択自体には意味がない

と思います。

その選択が正しかったと旅が終わる時に思うために、僕は旅を「いかに良い時間にするか」を考え、行動しました。

結果、21ケ国の教育施設に行き、授業や生活を見学することができました。

また、200人以上に「あなたにとって幸せとは何ですか?」の質問をすることができました。

旅中に、日本の教育施設とオンラインで繋ぎ、子どもたちと交流することもできました。

今終わってみて心の底から「行ってよかった」と思います。

今は、僕の選択を正解にできたと思っています。

?世界一周に行った後、再び教員採用試験を受ける

旅前によく言われたのが、

一度辞めたら、もう一度試験に受かるとは限らない

です。

確かに試験は水物ですし、わかりません。それは重々承知です。

しかし、僕はその都度、

教員7年の経験があって、世界一周をしている人の方が先生として面白い

と心の中で思っていました。

その自信もあったので、教員採用試験も自信をもって取り組むことができました。

面接試験は終わった瞬間、「受かった!」と思うほど、会心の出来でした。

後に見事、合格を頂くことができました。(とは言っても、合格発表時はドキドキでしたが・・・)

この経験をもって思うのは、月並みですが

「自信」はとても強い

と言うことです。

もし、「試験大丈夫かな・・・」と思いながら試験を受けていたら、落ちていたかもしれません。

そして、

自信があって魅力ある人はどこでも通用する

ということです。採用側は「自信があって魅力ある人は欲しい」と思うのです。

?やりたいことを我慢している人へ

人生は1度きりです。

死は意外とそばにいます。

やったもん勝ちです。

日本は

一度レールを外れたら、決して戻ってくることはできない

というイメージが強いと思います。

しかし、僕は

人生はいつからでも再スタートできる

と思うのです。

大事なのは「気持ち」です。

もし、今考えているやりたいことが、

明日死ぬとして、やらなかったら後悔する

と少しでも思うのであれば、やった方が良いと思います。

僕は、「世界一周に行きたい。行く。」と決断してから、一歩もその思いはぶれずに過ごしました。

もしあなたが「ラーメン食べたい」と思った時に、「オムライスどうですか?」と言われたら、オムライスは食べないと思います。

世界一周も同じで「世界一周に行きたい」と思ったら、行きたいのです。

途中で、

「海外青年協力隊はどう?」

「語学研修もあるよ」

と言われても興味はないのです。

ぜひ

自分の心の声を信じて

突き進んで欲しいです。

そして、後悔のない、自分らしい人生を送って欲しいです。

僕たちは、何かの縁で生まれてきました。

全員は平等に、「自分らしく生きる権利」があると思います。

この記事を読んで、少しでも多くの人が、「自分のやりたい人生」を歩める人が増えることを願っています。

? 世界一周の実際

皆さんだったら、この中でどのタイトルに興味がありますか?

※オンラインセミナー用に作成した資料の目次です。この中から、参加者が興味のある内容を選んで頂きました。

みんな違いをつくりたがる

世界一周で負の遺産と呼ばれる場所へ行きました。

カンボジアのキリングフィールド、ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所、ルワンダのジェノサイド関係施設、南アフリカのアパルトヘイト関係施設などです。

これらの場所は、とても簡単に言うと「自分たちとの違いを明確にし、相手を陥れる」というように見えます。

これは、大きな社会でいうと、負の遺産のような大きな出来事になります。小さい社会でいうと学校内や職場内のいじめです。

この

自分との違いを明確にし、相手を攻撃して、自分の存在欲求を満たすこと

は人間の潜在的欲求だと思いました。

みんな違ってみんないいということを理解しながら、こうした思考に陥ってしまいます。とても悲しいですが、これが事実だと感じました。

「みんな違って、みんないい」と心から言える社会にしたいと思いました。

南アフリカ ネルソン・マンデラ元大統領ウォールアート

リミットをかけないということ、全員に特別な支援を

スコットランドのある小学校2年生の子は算数の平方根について学習していました。

理由はお父さんが大の算数好きで小さい頃から、楽しみながら算数の学習をしていたそうです。

この事実からわかるように、

子どもの可能性は無限大です。

むしろ、人間の可能性は無限大です。

「2年生だから〜」と言ってしまう大人は実は、子どもの成長を妨げてしまっています。全ての子が違う環境で育っています。全員に個性があります。だからこそ、画一的な指導では通用しません。

全ての子どもに特別な支援が必要なのです。

インドで授業をした時の様子

居心地の良い体勢と空間

人それぞれ違うように、それぞれにとって居心地の良い体勢と空間があります。

例えば、足を組むと落ち着く人、足裏を床につけると集中できる人、下半身の力を抜き、リラックスした方が集中できる人など様々です。

しかし、学校現場では、全員同じ姿勢を求めてしまうことがあります。それは果たして集中できる姿勢なのか?それぞれにあった、集中しやすい姿勢を保つことが重要だと考えます。

空間も同じです。音がある方が集中できる人、音がない方が集中できる人、教室の掲示物がない方が集中できる人など様々です。

いつも同じ場所に固定して学習するとよりも、その時の気持ちによって空間も子ども自身で選択できる環境が望ましいと思うのです。

自分の居心地の良い体勢と空間に自分がいること

で子どもはより本来の力を発揮すると思います。これは大人も同様のことが言えると思います。

イギリスの街並み

もう一度お聞きしますが、この目次の中で興味のある方はいますか?

実は、、、

世界一周をまとめた本を出版

しました。

内容は「教育」「幸せ」「生活」「生き方」などです。

教員を7年経験した僕が見てきた海外の学校や海外の文化に触れて感じたこと、学んだことが詰まった本です。

この本を読んで、少しでも気持ちが楽になったり、幸せや自分の生活について考えるきっかけになったりする人が増えたら嬉しいです。

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書店で購入する場合は、僕の本を書店で注文すれば買えます!シェアだけでも嬉しいです。

高評価、レビューを書いて頂けたら、もっと嬉しいです。

よろしくお願いします!!

? 編集後記

いかがでしたでしょうか?

本日(2021/4/9)発売の出来立てホヤホヤの一冊となります。ご興味を持った方はぜひ、お手にとって読んでいただければと思います。

再度になりますが、

どの項目が気になりましたでしょうか?

例えば、北欧編の

子どもが思考しないと前に進めない環境

は、現在の教育現場で話題になっている、PBL(課題解決型学習)のことなの?と気になりますし、

ヨーロッパ編の

外国人が自分の意見をもち自己主張が強い理由

は、「日本の子どもは自己肯定感が低い」ということにつながることなのか気になります。

また、世界に目を向けるだけではなく、世界を見てきた上で日本の教育に目を向けてみると、

日本編の

思いやる力が世界一

も大変気になります。

個人的には

パレスチナで知った日本ではありえない話

には非常に興味があります。

世界一周をする人の中でも、イスラエル軍事支配下にあるパレスチナを訪問する人は少ないと聞きます。

壁に囲まれた生活、そしてその中で生きる子ども達はどのような感じなのかとても気になります。

最後に

良い学校の6要素

という項目ですが、

細貝さんが世界一周、様々な教育現場を見て回った結果、「良い学校」ってまとめると6要素あるよねということがまとめられています。

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細貝先生は今年度から再び小学校の教員として赴任されました。

世界一周をしている最中にも、

早く小学校の先生に戻って、子ども達に会いたい!!!

と感じる瞬間が度々あったそうです。

世界を感じてパワーアップされた細貝先生の益々のご活躍を応援しています!

「小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた」出版記念” に対して1件のコメントがあります。

  1. 清水貴子 より:

    最高です♪
    しゅんさん、必ず本を読みます♪
    アタシもそんな保育というか。
    子どもとの関わりをしていきたいし、そういう場を増やしたい。
    心が踊ります。

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