HPリニューアル企画!~GTP HISTORY 3rd batch~

こんにちは。GTPブログ担当工藤(通称:たけ)です。

SNS等でも告知をしていますが、

当GTPのホームページがリニューアル

されることになりました???

パチパチパチ!

それに伴いまして、2020年7月10日(金)まで、工事中となります。

見にくい点が生じ、不自由なことがあるかもしれませんが、今しばらく、完成までをお楽しみいただければと思います。

建設中の東京スカイツリーを写真に収めるがごとく、工事中の当HPを暖かい目で見ていただければと思っております ?‍♂️ ?‍♀️ ?‍♂️ ?‍♀️ ?‍♂️

ホームページリニューアル企画としまして、第1回から8回までのGTPの歴史を写真と共に振り返っていきたいと思います。

今回は第3回となります。

GTP History 3rd batch

(GTP公式インスタグラムで以前投稿した内容と一部、同じになります。ご了承ください。)

batchの中で唯一、北は北海道と南は沖縄の参加者がいた。まさに全国から集まるGTP

今の社会人スタッフの、オトちゃんは3rdの参加者。たけちゃんは、3rdからGTPの視察兼、お手伝いに来てくれました。仲間が一気に増えたbatch

仲間の存在はGTP期間だけでなくその先ずっと続きます。セブ島で出会って、2週間切磋琢磨した仲間は、一生の宝物です。

卒業式では、「旅立ちの日に」を大合唱。みんなで号泣しました。出会いや仲間は、日本にいても手に入れることはできます。しかし、ともに一歩挑戦した時の出会いや仲間の存在は、大きなパワーになるものです。

GTPは素敵な出会いに包まれています。

第3回参加者である上野弘晶(うえの ひろあき)さんに当時を振り返ってもらいました。

* * * * * * *

GTP 3rd batch は,本当にいろいろなことが決まっていなかった。十分な時間も情報も,はっきりとした正解もなかった。それでも,子どもたちの前で授業をする日だけは決まっていて,とにかく本番の授業に向けて動き出さざるを得ない状況だった。

GTPに参加するまでの私の人生は,ある程度はっきりとした正解があって,いつまでに「何を」「どのように」すればよいのか,ほとんどすべてのことを誰かが教えてくれた。万が一分からないことがあっても,ネットでググったり,本を読めば大体のことは分かった。

しかし,GTPは違った。まず,自分で情報を集めて,考えて,判断して,アクションを起こさなければ何も進まなかった。

何事も綿密に計画してから行動しようとする腰の重い私は,「どうすればよいのか」と考え込んでばかりであった。そうして足踏みばかりをしているうちに時間は無くなり,「こんな状態でやったて無駄だ。うまくいきっこない。オワタ―。」という気持ちで初めての授業に臨んだ。何一つうまくいかなかったと思った。

それでも,子どもたちは授業終了後に駆け寄ってきて満面の笑みで抱きついてきてくれた。思わぬ子どもたちの反応に我慢できず教室を出てすぐに号泣してしまった。

NILS(語学学校)の先生にアドバイスしてもらっていたように,授業中,子どもたちの前ではとにかく笑顔で楽しげに自信をもって精一杯の授業をしようと努めた。しかし,内心は不安でいっぱいで怖くて怖くて仕方がなかった。教室を出た途端にその思いが溢れてしまった。

この経験を通して強く思ったことが一つある。それは,「とりあえず,やってみよう」ということだ。考えてばかりいてもどうしようもなかった。うまくいくかどうかは分からない。だからこそアクションを起こしてみることに価値があると思った。NILSの校長が私たちにくれた「What can you do ?」というメッセージをそのとき思い出した。残された時間で,あの子たちのために私に何ができるのか,できることからやってみようと思った。

GTPは,置かれた状況で自分にできる最善を尽くすことの重要性を身を持って学ばせてくれる。

ツライときにも,GTPのメンバーやスタッフ,NILSの先生方が親身になってサポートしてくれる。本当に助かった。彼ら彼女らがいなければ,とても乗り越えることはできなかった。それでも,最終的にアクションを起こすことができるのは自分自身だ。失敗してもいい。とにかくやってみれば多くのことを学ぶことができる。こんな経験はGTPでしかできないと思う。迷っている暇はない。ぜひ飛び込んで「やってみてほしい」。

最後に,この言葉を送って終わりにしたいと思う。

「10点でも20点でもいいから、自分のなかから出しなよ。 

 自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。

 …百点になるまで何かを煮詰めてそれを表現したって,

 あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって」

(朝井リョウ 『何者』 254頁)

「頭の中にあるうちは,いつだって,何だって,傑作なんだよ」

(朝井リョウ 『何者』 254頁)

Hiroaki Ueno

* * * * * * *

「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作。。。」本当にそう思います。

心理学的に言うと、いわゆる「モラトリアム」。青年がアイデンティティ形成をするまでに社会が猶予する期間を意味します。

この頭の中を行ったり来たりする思考と現実をどう折り合いをつけていくか。。。

上野さんは参加中にこのようなことを言っていました。

「先輩に半ば強引に連れてこられたんです。」

嘘か誠か、詳細はわかりませんが、近いところはあるようです。しかし、結果として、もがきながらも結果を出し、自分自身の答えを得ました。

私が表現として面白いなと思ったのは、

ぜひ飛び込んで「やってみてほしい。」

と言う表現です。

GTPに参加する人は、

「留学を1度はしてみたかった!」とか「海外で教育実習なんて面白そう!」と理由で参加する人は多いです。

一方で、

「GTPに何があるかはわからない。でも、これに参加すれば、自分の何かが変わる気がする。でも怖い。でも行く。」

このような葛藤の中で参加する人もいます。

上野さんは後者のタイプ。

ぜひ飛び込んで

という表現にそれが表されているなと感じました。

上野さんはとても哲学的で、一緒に話していると、思考を深くしてくれるのでとても楽しいです。

そんな上野さんは現在、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程に在籍されていて、社会心理学・認知科学の研究をされています。

その思考の深さを生かし、ぜひ研究の世界でも活躍して欲しいと思います。ありがとうございました!

【留学×教育実習】GTPに興味をお持ちの方へ

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