withコロナの今だからこそ、読書好きな大学生を増やしたい! vol.2

こんにちは。GTPブログ担当工藤(通称:たけ)です。今回は読書企画第2弾です。

セブGTPの参加者が共通してフィリピンの子ども達に対して思うことは

目がキラッキラしている!

ということが挙げられます。

 

こんな感じで。茶目っ気たっぷりでとっても可愛いです!

でも、よくよく考えてみると、

ちょっとまって?

「そこまで裕福とは言い難いのに、なぜこんなにキラッキラしてるの?」

ちょっとまって?

「日本の子ども達ってそこまでキラッキラしていたっけ?」

というギモンも湧き上がってきます。一度、そのように考えだすと、なかなか考えがまとまっていきません。

そこで今回、紹介する本のテーマは、

貧困

について。

今回、本を紹介してくれるのは宮城教育大学4年生の鮎澤つぐみさんです。彼女はフィリピンだけでなく、貧困をテーマに東南アジア各国を巡り、日本国内でも児童福祉関連の施設で活動したりと、見聞を広めてきました。

そんな彼女が語る貧困とは一体何なのでしょうか?

ぜひ、最後までお読みください!

現地現物現人主義の私は読書が苦手

皆さん、こんにちは!

セブGTP5th batchに参加した後、2週間延長して1人GTPをしました。宮城教育大学初等英語コミュニケーションコース4年生の鮎澤つぐみです。

GTPに参加したのは去年の春です。去年の夏は、GTPで出会った友達と、インドネシアのバリ島とスンバ島へ行き、帰りは福岡から関西までヒッチハイクをしました。ヒッチハイクの道中では、たくさんのGTPメンバーとの再会ができました。

1年たった今でも交流があり、GTPメンバーそれぞれがそれぞれの道に進む姿を見て、毎日刺激を受けております!自分の考えや行動を後押ししてくれる、心強い仲間に出会えたこと。GTP に参加して本当に良かったです!!

一人で考えるよりも、まずは行動したい!

現地現物現人主義の私は読書が苦手でした。

しかし、行き詰った時、本を読んで自分のキャパを増やさなければいけないと気づきました。

本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式 

SNSでよく見かける本や友達におすすめされる本をリストアップし、順番に読んでいく中でこの本と出会いました。

今回おすすめしたい本は、「本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式」です。

 

想像を絶する貧困のリアルから、様々な支援の方策まで――国内外の最底辺を取材し続けてきた著者が十七歳に全力で伝えた感動の講義。

文藝春秋HPより引用    https://books.bunshun.jp/articles/-/5005

 

おすすめしたい人は

・教育に携わりたい人

・教育に興味がある人

・国際協力に興味がある人

・子どもの貧困に問題意識を感じている人

・「幸せ」って何だろうって考えている人

このような人たちです。

①途上国の貧困と日本の貧困

私から1つ質問があります。途上国と呼ばれる国に行ったことのある皆さん。

その国に行き、現地の方々と関わってみてどう感じましたか?

国や場所によって、状況も人も異なるので、感じ方は様々でしょう。

私は、

「日本のほうが裕福なはずなのに、途上国のほうが幸せそうに見える。途上国に住む子供たちは、キラキラした笑顔で夢を語っている。その日その日を、大切に明るく生きている。この差は何なんだろう。」

というように感じており、ずっともやもやしていました。

先進国である日本の貧困のあり方と、途上国における貧困のあり方は、まったく異なる

私は、中学生の頃から、途上国に興味があり、大学に入ってから東南アジアを旅しました。大学に入ってからは、児童福祉にも興味があり、ファミリーホームやフリースクールで働いていました。

途上国における貧困と日本の貧困を、同じ土俵で比べて考えていました。

でも違う。上手く言葉にはできないけど、いろいろ違うんだ。そう感じていたもやもやを、この本に出会い、彼の言葉で言語化され、頭の中にストンと落ちてきました。私のように、国内外の貧困問題に関心がある方には、ぜひ読んでほしいです。

②途上国の貧困が生み出す最大の犠牲者

それはストリートチルドレンです。

セブGTP期間中、ストリートチルドレンに出会いました。

彼らの中には、様々なケースがあることを語学学校の先生に教えてもらいました。「育てられない子どもをどうして産んでしまうのか。」1日中、先生方と話し合いました。宗教、性教育、政治、いろいろな観点で話しましたが、あいまいな部分が多くもやもやしていました。

この本の筆者は、実際に数十カ国のスラムで生活し、スラムに住む方々やストリートチルドレンに出会ってきました。同じ国に住み同じ言語を話す人々でも分からない、価値観・考え方を筆者は持っています。取材で聞いたリアルな声は、私がセブで感じた疑問を解決してくれました。ストリートチルドレンについて知りたい方、ぜひ読んでみてください。

③自己否定感=「心のガン」

筆者は、日本国内では、貧困と関係性が強い、刑務所や少年院、様々な児童福祉施設で取材をしてきました。

今の日本で、貧困は何を生むか。多くの人との出会いの中で、筆者の行きついた答えは、自己否定感でした。

私自身も、ファミリーホームやフリースクールで子ども達とかかわる中で、自己否定感がその人の生き方に大きく影響すると感じていました。子どもの発言や行動の原因をたどると、この「心のガン」に行きつくと思っています。

彼の取材した様々な話によって、改めて、その影響力の大きさを痛感しました。この本では、貧困の暗い話だけでなく、これを乗り越えるためのステップアップの方法についてもしっかり述べられています。むしろ、題名(「未来を変える方程式」)にある通り、貧困から脱出し、どうやって人生を輝かせるか、どうやって社会や世界をよりよく変えていくかがメインのお話です!

④「反社会の子供」から「非社会の子供」へ

「今の若い子たちってさ~」「今の子供たちはな~」この後に、どんな文句が続くと想像できますか?

「いっつもスマホ」「コミュ力がないよね」「何考えてるかわかんない」「ガッツがないね」「何にたいしても投げやりじゃない?」「打たれ弱いんだよね」このような文句が続いても不自然ではないですよね。

この文句であげられるようなことが、現代の子供たちの特徴だと筆者は述べています。それを筆者は「非社会の子供」つまり、社会の中に居場所を見つけることができない。「社会にあらざる子供」と表現しています。

「今の若い子ってさ~」と私も言われたことがある気がするし、日本の子供たちとかかわる中で、感じていた部分もありました。なぜこのようになってしまったのだろう。もちろんその人自身の問題もあるかもしれませんが。

日本社会の流れ・環境の変化が関係しており、行きつくところは日本の貧困問題だったとこの本を読んで気がつきました。もし、あなた自身がバイト先で、店長に「今の若い子たちってさ~」と言われたり、日常生活やボランティアで子どもとかかわっていて、「今の子供たちってな~」と感じていたりすることがあれば、ぜひ読んでほしいです。

この本のおかげで、

私の人生が大きく変わったといっても過言ではないです。

だから、もっと語りたいけど、語彙力のなさと文字数的に無理なので、この本を読んでください。(笑)

GTPに参加した方々はもちろん、GTPにまだ参加していない興味がある方にも、必ず思考のヒントになる部分があるはずです。

筆者は、高校生に向けてこの本を書いています。グラフや写真、イラストが入っていたり、大事だとされる部分にはあらかじめ蛍光の色がついていたりと、とっても読みやすいです。何から読めばいいかな~と迷っているあなた、ぜひ読んでください。

いかがだったでしょうか?

もっと語りたいけど、語彙力のなさと文字数的に無理なので、この本を読んでください。(笑)

とまとめてくれていますが、大分、語ちゃってますよ(笑)!

それ以上にこの本を読むと深まるということなのだと思います。ぜひ、お手にとってお読みください!

 

 

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