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昨日のブログでもお伝えした通り、海外教育実習で大切な考え方は、

「生徒のためになることは?」という視点を持ち続けることです。

 

だからこそ、基本的には一方通行に何かを伝えるだけでなく、生徒たちもいっしょになって参加できるような授業が好ましいです。

 

そこで、フィリピンやフィンランドの学校で実際に僕が行ってきた創作授業の例をいくつかご紹介します。

 

①日本語を教える

世界各地の公立小学校では、そもそも外国人と話す機会というものが少ないことが多いです。自分自身でも小学生の頃に外国の文化や言葉を学ぶ経験をしたという人は多いのではないでしょうか?

たしかに、日本語は英語のように世界的に使用できる言語ではありません。しかし、外国から来た人から簡単な言葉を教えてもらい、「コミュニケーションがとれる」という経験は、きっと生徒にとって大きな経験となります。

 

「具体例」

そんな思いを持って、私自身は簡単な日本語を教えた上で、簡単な会話にチャレンジできるような授業を作っていました。

例えば、ペアを組んで名前と趣味など、簡単な自己紹介を伝え合うといった具合です。

 

②日本文化や日本の遊びを伝える

 

日本は島国であるため世界的に見ても、珍しい文化や風習を持っています。

「漫画」「アニメ」などのポップカルチャーから「日本の伝統的な街並み」「綺麗な自然」などの風景。「寿司」や「うどん」などの日本食などなど。魅力的なコンテンツが日本にはたくさんあります。

 

数あるコンテンツの中からどのようなものを選ぶのが一番いいのでしょうか?

私が考える大切なことは「熱量」です。

日本の歴史には詳しくないけど、AKBについてなら誰にも負けない。

全ての和食に詳しいわけではないが、ラーメンに関してなら自信がある。

そんな教え手の「熱量」は必ず生徒に伝わります。授業選びに迷った際の参考にしてみてください。

 

「具体例」

私自身は、生まれ故郷である京都が大好きなので、京都の街並みを紹介したり、京都に関するクイズを行っていました。

また、大人数に対しても全員が参加型で行える「折り紙」も大変オススメです。鶴と手裏剣はぜひ作り方を覚えておきましょう。

 

③チームで協力する「簡単なゲーム」を教える

 

世界的に見て日本の子どもが得意なこと、それは「和える力」だと僕は考えています。課題を解決するために、周囲の人と協力してお互いの考えを尊重して、チームを作る力は極めて高いと感じます。それは、運動会や学芸会のように周囲と協力する機会が教育の中で多いからかもしれません。

そこで自分自身が、体験したことのあるチームで協力する簡単なゲームも何度も行いました。

 

「具体例」

受けがよかったのは、「ペーパータワー」です。3~6名の各チームに10枚の紙を配ります。これらを切ったり折ったり、自由に組み合わせて一番高い塔を作ったチームが優勝というゲームです。

 

④自分らしさ溢れる授業を行う

 

最後はなんといっても「自分にしかできない授業」です。あくまでも教育実習は生徒のためではありますが、そこさえ抑えた上で、自分ならではの授業ができれば生徒の一生の思い出にもなるかもしれません。

 

「具体例」

私の趣味はオカリナです。「となりのトトロ」や「いつも何度でも」など、世界的に有名な日本の曲を演奏すると非常に喜んでいただけます。

ただ演奏するだけでは面白くないので、イントロクイズ形式で生徒も参加型の授業にすると盛り上がります。

 

他にもカメラ・写真であったり、けん玉、ボイスパーカッション、武道、、、などなど、自分の得意なことを活かした形の授業ができるといいですね!

 

 

「まとめ」

・自分の熱量が込もった授業である

・日本らしい要素がある

・生徒もいっしょに参加できる形式である

・内容が難しすぎない

 

海外教育実習では、このあたりのポイントをおさえられていると素敵な授業になると思います。 

海外で教育実習をさせていただく場合、どのような心構えで臨むべきでしょうか。

今日は、6ヶ月に渡って世界各地で教育実習をさせていただいた私の経験を元に大切にしている考え方をシェアさせていただきます。

 

【大切にしている考え方】

 

「どうすれば子どもたちのためになるか?」という視点

 

教育実習は、自分の成長のためだけに行うものではありません。あくまでも、現地の先生や生徒の皆様の力を借りて「させていただくこと」です。だからこそ相手にとってどうすれば「ためになるか?」という視点が必要不可欠です。

 

「どうすれば子どもたちのためになるか?」という問いに絶対の正解はありません。考え続けることが大切です。

 

以下は実際に、私自身が海外教育実習をするさいに実行していたことです。

 

 

【海外教育実習の流れ】

①日本にいるうちから、いくつかの授業候補を考える

(例)折り紙を教える

自分の好きな地元の京都を紹介

日本の音楽を紹介、、、

 

②必要であれば準備をしておく

(例)折り紙や楽器などの準備

 

③現地の学校に着いたら、先生・生徒とたくさん話して、「興味や関心」を聞かせていただく

 

④準備していた授業を土台に、「自分が担当するクラス・生徒にとっての最高の授業」を考える

 

⑤現地の先生にアドバイスをいただきながら、授業を準備

 

⑥実際に授業を行う

 

⑦生徒や先生から感想を聞いて改善する、、、

 

 

おおまかには、このような流れで海外教育実習を行っていました。

ポイントは、あくまでも主体は「生徒」であるという点です。

 

【まとめ】

 

海外教育実習で大切なことも、日本での教育実習で大切なことも、本質的には変わりません。

「どうすれば子どもたちのためになるか?」という視点を大切に、準備を進めていきましょう。

 

明日はもう少し具体的な、授業の作り方をシェアします。